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限定承認

相続手続き

限定承認とは? 相続放棄との違いやメリット・デメリット、手続きの流れを解説!

相続では、亡くなった人(被相続人)のすべての財産が相続人に引き継がれますが、その際には、プラスの財産だけでなく、借金などマイナスの財産も引き継がれます。被相続人に多額の負債があると分かっている場合には「相続放棄」を選択することが一般的ですが、相続放棄をするとプラスの財産もすべて失ってしまうというデメリットがあります。また、資産と負債のどちらが多いのかがよくわからず、相続放棄を迷うケースもあるでしょう。そこで検討できる選択肢の一つが「限定承認」です。限定承認とは、プラスの財産の範囲でマイナスの財産を返済し、残りがあれば受け取ることができる制度です。利用例はあまり多くありませんが、特定のケースでは非常に有効な手段となります。今回は、限定承認の概要や相続放棄との違い、メリット・デメリット、手続きの流れを詳しく解説します。